フランス人のお引越し 

家族友人総出でお引越しのお手伝い

先日、お義母様がパリ市内でおそらく最後のお引越しということで、お手伝いに行ってきました。80歳近いお義母様、一人でパリ市内の大きなお家に住んでいます。

フランス人の約8割は引越し業者を利用せず、家族や友人に手伝ってもらうのが当たり前だそう。この日は息子二人と息子の知人の男性一人、お義母様知人の男性2人と気づいたら人がどんどん増えてました。笑

それぞれ車を出し合って荷物を運ぶ人もいれば、大きなトラックをレンタカーして運ぶ人も。

お義母様はレンタカーを借りてでお引越です。

初めて全席3人乗れるトラックの真ん中に座りました。子供になった気分笑

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子供3人のモノが中々処分できないようで、一人暮らしとは100%思えないくらいの荷物があります。(先日2回大型トラックを往復させて半分も運び終わってない....)

 

また大変なのがトラックの駐車と荷物の運搬

お家がBoulevardなどの大通りに面していない限り、お家の目の前に駐車するスペースがありません。ですが近くに駐車しないと遠くから重い荷物を自分たちですべて運搬しなくてはならないので、出来るだけ近くに駐車しようと苦戦しました。

 

又建物内も通路が狭く、家具が運べなかったりするので外からクレーン車で運搬するこんな光景もパリでは茶飯事です。 

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ですが今回は業者に頼んでいないので、借りたトラックに荷物を自分たちで積み込んで新しい家の駐車場に運び込みます。

今のお家はtroisième étage(日本式の4階)に住んでいるので、手運びで棚やらランプやら段ボールの箱をせっせっとみんなで運び出します。

ちなみにパリのエレベーターは設計上(?)非常に狭いつくりのものが多いことで有名(3人でキッツキッツの所とか普通にあります)なのですが、お義母様のお家は比較的新しいお家だったので広めのエレベーターだったにも関わらず、やはり運べるものには限界があり、4階から螺旋階段で荷物を運び出したりもしました。

力の強い人たちが運ぶと言っても足滑らして転んだりなんてしたらひとたまりもないので、私は恐怖でした....😱

 

新しい家に運び入れる際は、オーナーと少し手こずっているらしく、新しいお家の鍵はあるけどペーパーにはサインしてないというなんともトリッキーな状態。でもストレージルームは使用できるらしく、駐車場のドア(大きめなアパルトマンには地下に大抵駐車場ついています)を開けっぱなしにしてそっから車が使う道を通って荷物を運び込むというなんとと大胆な作戦。笑

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こんな感じのドアが付いていて、リモートキーで開閉します。

 

私自身も近々主人と引っ越す予定なので、友人を呼ぶのかな...?

お義母様の引っ越しも私たちの引っ越しも無事すんなり済みますように!