フランスに住んで自己肯定感が上がった(?)お話
自己肯定感が上がったというか、本来の自分を認める(好きに)ようになったというのでしょうか。
主人が毎日のように私に称賛の言葉を浴びせてくれるのも一つあります(外国の方って人を褒めるのに一切恥じらいがない笑)が、
街中を歩いていると、黒人の女性が明らかに地毛でない髪の毛をつけていることをよく見かけることに気づきました。黒人の女性は、基本的に本来ストレートではなく、細かい天然パーマで強いウェーブがかかっているのが特徴的ですよね。
アイロンを当ててもすぐに取れてしまうどストレートヘアの私は、何度髪に元からウェーブがかかっている人に憧れたことか....
あまりに頻繁に見かけるので、何か事情があるのか気になった私は、この間主人に聞いてみました。
そもそも気づいているのかすらどうか知りませんでしたが、主人は気づいていたそうで、単にアジア人の人が西洋人やモデルなどに憧れて整形をしたりするのと同じことだよ、と言われました。
黒人女性の象徴とも言える本来のあんなにも美しい髪型をなんてお馬鹿な理由で、、!!
と一瞬思いましたが、私がぱっちり二重や細い骨格、カーリーヘアに憧れて真似したりするのと同じことか、と思ったのと同時に自分のことを客観的に見ている感じがして、自分がしていることはなんて馬鹿らしいんだろうと思いました。
ありのままの姿がどれだけ素晴らしいくて美しいかということに皆んな気づけていない、または認められていないだけなんだな。と思いました。
そう考えると改めて美に基準なんてなくて、正解も間違いも無いんだなと思いました。
基本的に人間は同じような考えを持った人が集まるので、これは日本にいたら気づけなかったことなんじゃないかなと思いました。
どこかで整形なんてアホらしいと思ってたとしても、自分にないものを持ってる人に憧れを抱いたりしてしまうものですよね。