いい中古品は下手に新品を買う何百倍もいい!
実は苦手だった中古品
日本で古着や中古を取り扱うお店が沢山あるように、
パリも同様、セカンドハンドのお店を街中でチラホラ見かけます。
(洋服屋さんの多いマレ地区は結構あります)
今やリサイクルショップといった実店舗のみならず、
アプリを使ってフリーマーケットのようにネットでも自由に売買ができるようにもなりました。
今では自ら利用するセカンドハンドですが、実はずっと苦手意識がありました。
理由は単純に”知らない人が使ったものを使うのが嫌だ”という理由です。
別にそう思うことは変なことでも何でもないのですが、
リサイクルに自分の物を出すことはあっても、自分が購入者になるまでには長い間かなり抵抗がありました。
いい中古品は下手に新品を買うよりいい
おそらく大学に入ったばかりのころ。
下北沢のチェーンの古着屋で目立つ汚れがないか、
サイズ感は大丈夫かよ~く吟味して買った記憶があります。(古着はもちろん今はもう売られていない型が手に入るという点もあります。)
あれからあそらく5年近く経ちますが、今でも沢山着ています。
そして驚くことに、こんなに長く履いてるジーンズはこのジーンズが初めてでした。
というのも、昔の物ってとても品質がいいんです。
定期的に洗っても全然廃れない。
本当に買ってよかったと思いました。
悪な大衆文化
以前家族でアウトレットショップに行ったとき、リーバイスで大セールをやっていて
ふらっと立ち寄った時、父親が「今のは昔と違うからね、昔のは長持ちしたけど今売られてるのはみんな全然質が良くない。」とこぼしました。
昔を知っている本人が言うのだから、本当にそうなんだと思います。
昔の質の良いものは長持ちするから、
新しいものも買う必要が必然的になくなるんです。
そしてデザインもシンプルだけど、
洗礼されていて飽きが来ない。
皆さんがご存知の通り、いつからか
大量生産・質よりも安さをウリにする企業が増えました。
それ故に扇動された人々は大量消費をしていく...とっても悪循環だと思いませんか?
潔癖症な人はもちろんセカンドハンドで物を購入することは難しいかも知れません。
でも自分のものをリサイクルショップに持っていくのは簡単ですよね。
まだ使えるものをごみとして出してしまうより、何百倍もマシだと思います。
(と言うより全てがWin-win!)
普通に買ったら高いものはセカンドハンドで探してみる。
など簡単なことから始めてみると良いと思います。
誰かが飽きてまだ十分に使える状態で、使わなくなってしまって安く売られているかも知れません。
本日セカンドハンドでゲットしたもの
旦那さんがプリンターが欲しいとぼやいていたので、
何気なくネットでプリンターを探していて、新品だとまあまあのお値段がするので
セカンドハンドで探そうと思ったら、20€で1年半型落ちのものを譲ってくれる方を見つけたので購入することにしました。
手渡しで受け取る約束をした時に、保証書まだお持ちであればつけてくださいとお伝えしたところ、
なかったので無償で譲りますと先方が提案してくださいました。(元値をチェックしたらなんと日本円で3万以上する!!)
しっかり動いたし、なんてラッキー....😊
個人間のやり取りだと、こういうことがあったりするんですよね。
恥ずかしがりなのか全然立ち話もせず別れてしまったけど(おそらく駐在日本人の方)、
本当に有り難うございました💗
現状に満足する。
簡単なようで実は難しかったりするんですよね。
人間誰しも欲がありますが、それを上手に制御できるかできないかで人生の過ごし方はかなり変わってきます。
現状に満足することは、現状に甘んずることではありません。
私にはあれがない、これがないと無いものばかり探すのではなく、
欲をコントロールするには、自分は既に満たされていると認めることが大事なんです。
欲まみれだった10代〜大学在学中
私もかつては常にあれが欲しい、これがしたいという欲求だらけでした。
欲が満たされないとフラストレーションが溜まり、
お金と時間を掛けて努力して手に入れて、欲が満たされたかと思えば、その喜びはほんの一瞬で、結局残るのは「何でこんなにこれが欲しかったんだっけ?」という疑問と虚無感。
家の中、電車の移動中、はたまた大学の授業中、オンラインショップのアプリを延々に眺めてはお気に入りに入れて、授業後にお店に買いに行ったり、
ある時はそのままオンラインで購入して、後日届いてみたらサイズ感や色味が気に入らなくて一度も外で着ないまま箪笥に閉まって、
何年か後に整理したら出てきてリサイクルショップに出すか捨てるか...みたいなことを繰り返していました。
本当に必要か?一旦考えるクセをつける。
ミニマリストな主人と一緒に生活していると、モノなんて何にも必要ないな〜と思わされることが多々あります。
全く自分を飾らないから、見栄を張ることもない。
でもしていることは単純で、本当に必要な時以外にモノを買わないんです。
だからこそありのままの素の姿が生き生きしてより洗練されて見えるし、実際にそうなんです。
思えば今まで必死になってかき集めたものなんて、いくらでも代わりがきくもので、
必要なものは全て揃っているんです。
究極の話、今あるものを全部失ったところで、問題ないんです。
最初喪失感があるかもしれないけれど、それだけ。
でもそれは物質に限った話で、大切な家族や友人、パートナーだけは自らの手で失わないようするべきだと思います。
抽象的な話からかなり具体的な話ですが、先日も、クッキーを焼く際に家にクッキングシートがないことに気が付きました。
だからといってクッキングシートを買いに行くことはしません。
まず、クッキングシートの代わりになるものはないか探すんです。
自分でわからなかったら人に聞く、ネットで調べる等々なんでもできます。
結果パイを焼く型があったので、その上にバターを薄く塗ってクッキーを焼きました。
粉ふるいもなかったので、揚げ物をするときに使う網で薄力粉をふるいました。
モノは大抵代用がきくんです。
現状に満足する。案外悪いことじゃないと思いませんか?😊
ミニマリストな夫のお掃除・整理術その③
③ストックをしない
少し間が空いてしまいましたが、最後のミニマリストな夫のお掃除術・整理術の紹介です。
題の通りストックをしないです。
これは男で一人暮らしだったからというのも大いに関係していたと思いますが、
一つの整理術だと思ったので、ご紹介させていただきます。
子供がいる家庭の方は少し難しいかもしれませんが、一人暮らし又は二人暮らしなのであれば大いに可能であると思います。
ただ単にストックをしないということを聞くと、その利点が分かりずらいと思うので大きな二つの利点を上げます😊
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場所をとらない
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管理しなくていい
です。
1.場所を取らない
一人暮らしまたは二人暮らしの場合、そんなに広いお部屋に住む必要もないですし、
最初から収納が少ないアパルトマンに住んでいるような場合は、日用品や食べ物のストックにはかなりのスペースを取られます。
ストックするためにわざわざ収納するケースを買い足したりすれば、
要はモノを増やすこととなります(またはいずれかゴミ行きとなるものを一つ買い足したに過ぎないでしょう....)
2.管理をしなくていい
こちらも題の通りですが、大量のストックをしてしまうと、それを管理することに追われてしまいます。安い時にまとめ買いした食料品など、”気づいたら賞味期限が近くて急いで食べた”なんて経験ございませんか?
頻繁に買い物が行くのが面倒だから、ある程度のまとめ買いをするのは便利かもしれませんが、家の近くによく行くスーパーがあるなら毎日外に行く理由(運動)にもなります。
簡潔に3つのお掃除・整理術をご紹介させていただきましたが、
すでに実施されているものはございましたでしょうか😊?
また皆さんが実施されていお掃除・整理術も是非共有していただけたらと思います☺️
P.S.
そんな旦那さんですが、大好きなピーナッツバターだけはどうしても切らしたくないそうで、たまにまとめ買いしています😂